今、海外で日本の “抹茶” が一大トレンドとなっています。スターバックスはじめ、大手のコーヒーチェーン店が抹茶をつかったドリンクを提供しているのはもちろん、トレンドの中心地であるニューヨークでは、「Matcha Bar」や「Matchaful」、「Cha Cha Matcha」などこだわりの抹茶専門店も人気を集めています。
美容やウェルネス、健康志向を気にかける方ほど、取り入れている抹茶。栄養価の高さからスーパーフードとして認知されてきたことや、コーヒーの代替としてカフェでの定番メニューになってきたこと、日本文化への興味の高まり、そして抹茶の映えるビジュアルがSNSで大きく拡散されたことなどで、日本から海外への抹茶の輸出は増加の一途をたどっています。ミランダ・カーやビリー・アイリッシュなどの海外セレブや、K-POPアイドルにも選ばれている抹茶の魅力をご紹介していきます。
抹茶とは？
抹茶は、碾茶という特別な栽培方法でつくられた茶葉を蒸した後に乾燥させて、石臼でゆっくりと挽いたもの。石臼で丁寧に挽いた抹茶は、熱によって風味が失われることも少なく、また通常の煎茶やほうじ茶のようにお湯で抽出して飲むものとは違い、茶葉そのままを飲むことで高濃度の栄養を摂ることができます。
抹茶が体にいい理由
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抗酸化作用をもつこと
老化や病気の原因となる「活性酸素」は、体に必要なものであるものの、ストレスや睡眠不足、紫外線、不規則な生活習慣などが原因で過度に増えてしまうことで、体にさまざまな影響を及ぼします。
活性酸素から体を守る作用を持つ抹茶を飲むことは、シミやシワ、たるみ、くすみ、黄ばみなどを予防するアンチエイジング効果、弾力ある肌を保つためのコラーゲンやエラスチンの劣化予防、またがんや心臓疾患、生活習慣病などの予防にもつながります。
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穏やかなカフェイン効果で集中力が高まること
ニューヨークで、朝一杯のコーヒーより抹茶を選ぶビジネスマンが増えているのは、コーヒーに比べて抹茶のカフェイン効果が穏やかであるということも理由のひとつ。抹茶のカフェイン含有量はコーヒーより低く、また日光を浴びてない茶葉にしか存在しないL-テアニンというアミノ酸を含むことで、カフェインクラッシュや神経の興奮などを起こさずに、穏やかで持続的な集中力が続くとされています。
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リラックス効果をもつこと
L-テアニンは、集中力を高める効果をもちながら、リラックス効果ももっています。ストレスを軽減し、リラックスをサポートしてくれるので、睡眠の質向上や、マインドリセットにもつながります。
古くから日本で、抹茶が精神統一に使われてきたのには、心を落ち着かせ、安定させて、そのリラックス状態が静かで研ぎ澄まされた集中をもたらすからです。
慌ただしくストレスフルな現代に生きているからこそ、抹茶を飲む習慣は心身を整えてより活動的にしてくれる強い味方になりそうです。
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ストレス耐性を高めること
抹茶を継続的に摂ることは日々のストレスケアにも役に立ちます。ストレスを感じると体内で生成されるコルチゾールやアドレナリンは、抹茶に含まれるL-テアニンやカテキンが相乗的に働くことで抑制されるといわれています。リラックスしながら覚醒した状態に傾けるL-テアニンは、抹茶だからこそ含む重要なアミノ酸。抹茶を飲む習慣で、心を安定させてストレスをケアすることができます。
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筋トレ効果を高めること
ストレスホルモンであるコルチゾールが抑制されることで筋肉疲労が緩和され、筋トレ効果が高まるといわれています。さらには骨格筋量が増加した例も認められています。
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ダイエット効果が期待できること
抹茶には、自然由来のダイエット成分ともよばれる「EGCG」が多く含まれています。EGCGは代謝アップや脂肪燃焼を後押しし、また脂肪の吸収も抑えるともいわれています。インスリン耐性をもつことも研究が進んでおり、運動のパフォーマンスや持続力の向上も期待されています。抹茶は、美しい体を目指す上でうれしい効果を多くもっています。
日本食ブームやカフェ文化の広がり、また抹茶をつかったフードやドリンクがInstagramやTikTokを中心としてSNSで急増したことで、世界的ブームになっている抹茶。内側から美しくなるインナービューティー習慣としてぜひ取り入れてみてください。
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