宅とれを始める際、道具として欠かせないのが「ヨガマット」です。しかし、ヨガマットの素材によってその特性や使い心地は大きく異なります。この記事では、さまざまなヨガマットの素材とその特性について詳しく説明し、あなたのライフスタイルやヨガのスタイルにぴったりなマット選びのお手伝いをします。
1. TPE おすすめ度：★★★★☆
特徴:
初心者の方にもおすすめな素材になります。TPEは、環境に優しい素材として最近人気を集めている合成樹脂です。リサイクルが可能で、環境に配慮した選択肢となります。TPE製のヨガマットは、柔らかく弾力性があり、耐久性も高いのが特徴です。また、PVCやラバー素材と比較して軽量で、持ち運びにも便利です。
適した運動スタイル:
パワーヨガやホットヨガ、ピラティス、ウエイトトレーニングなど強度の高いエクササイズに向いています。特に持ち運びを重視する人や、エコ意識が高い方におすすめです。
メリット:
・環境に優しい
・軽量で持ち運びしやすい
・耐久性があり、長持ちする
デメリット:
・床素材によってはグリップ力が弱い場合がある
・高温下で劣化しやすい
2. PVC（ポリ塩化ビニル）おすすめ度：★★☆☆☆
特徴:
PVCはヨガマットの中で一般的な素材の一つで、価格が比較的手頃なため、初心者にも人気があります。メンテナンスが容易なため、初心者の方には最適です。ゴムの匂いが苦手な方や、柔らかい素材のため角面の減りが早く長く使いたい方には不向きです。
適した運動スタイル:
ヨガやピラティスの一部の動きなど穏やかなスタイルに向いており、長時間座って行う瞑想にも快適です。
メリット:
・リーズナブルな価格
・クッション性が良い
デメリット:
・環境への影響が大きい
・一部の人には特有の匂いが気になる場合がある
・劣化が早い
3. ナチュラルラバー おすすめ度：★★★☆☆
特徴:
天然ゴム（ナチュラルラバー）は、滑りにくさとクッション性に優れた素材で、特にヨガの動作中に安定感を求める方にぴったりです。汗を吸収しやすく、特にホットヨガやアシュタンガヨガなど、発汗量の多いスタイルに最適です。
適した運動スタイル:
ホットヨガやアシュタンガヨガなど、強度の高いスタイルでしっかりとしたグリップが求められるシーンにおすすめです。
メリット:
・自然由来のエコフレンドリーな素材
・優れたグリップ力
デメリット:
・金額が高い
・重量があり、持ち運びには不向き
・ラテックスアレルギーの方には不向き
4. 極細繊維（マイクロファイバー）おすすめ度：★★★★☆
特徴:
マイクロファイバー素材のマットは、汗や水分を素早く吸収するため、運動全般的に効果を発揮します。この素材は耐久性があり、滑りにくく、マット自体が長時間の使用でも快適に使える点が魅力です。また、ふかふかとした感触が特徴で、長時間の瞑想にも向いています。
極細繊維とTPE素材の組み合わせが韓国含めて海外のフィットネス業界では人気を得られています。
MYRÓAのヨガマットもこちらの素材の組み合わせを使用しているので、ぜひチェックしてみてください。
適した運動スタイル:
ホットヨガ、ピラティス、ウエイトトレーニング、瞑想
メリット:
・汗を吸収し、滑りにくい
・柔らかい感触で快適
・優れた耐久性
・お洒落なデザインが実現できる
デメリット:
・通常のヨガではグリップが弱いと感じる場合がある
5. コルク おすすめ度：★★★☆☆
特徴:
コルク素材は、自然由来の持続可能な資源で作られており、エコフレンドリーな選択肢として注目されています。コルクは耐水性があり、使用するごとに滑りにくくなる特徴を持っています。湿気に強く、汗をかいてもグリップ力を維持できるため、特にホットヨガなどにも適しています。
適した運動スタイル:
ホットヨガ、ヴィンヤサヨガ、エコ意識の高い方におすすめです。
メリット:
・エコフレンドリー
・滑りにくく、耐水性に優れる
・使用するごとにグリップ力が向上
デメリット:
・他の素材に比べて硬め
・時間が経つと使用感が変わることがある
自分に合ったヨガマットを選ぼう
ヨガマットの素材は、自分のヨガスタイルやライフスタイルに合ったものを選ぶことが大切です。エコフレンドリーな選択肢を求めるならTPEやコルク、しっかりとしたグリップが欲しいならナチュラルラバーやPVCが適しています。各素材の特性を理解し、あなたに最適なマットを見つけることで、より快適で効果的なおうち運動体験ができるでしょう。
このように、ヨガマットの選び方は素材が大きく影響します。自分のニーズに合ったものを見つけ、最高のヨガライフを楽しみましょう！
